生理のしくみについて 1

脳から卵巣へ卵胞刺激ホルモンが分泌されます。
 生理は、ホルモンのはたらきによって周期的に起こります。
ホルモンは、針の先についたかどうかくらいのわずかな量で、体に大きな変化を生じさせる化学物質です。そのため、一生の間に、スプーン一杯分くらいしか体の中で作られません。このホルモンが成長に合わせてタイミングよく分泌されることで、子どもの体から大人への体へと変化していくのです。
 ホルモンは、すべて血液に溶けて全身へ運ばれ、体の各部分で作用します。
 ホルモンはたくさんの種類がありますが、ここでは生理に関係するホルモンのはたらきをみます。

 第2次性徴が始まるころ、大脳の下垂体(かすいたい)から、卵胞刺激(らんぽうしげき)ホルモンが分泌されます。
 卵巣(らんそう)に、卵胞刺激ホルモンが届くと卵巣は、たくさんある赤ちゃんの元になる原始卵胞(げんしらんぽう)の中から元気の良いものをいくつか成長させていきます。
 そうすると、成長した卵胞から卵胞ホルモンが分泌されるようになります。卵胞自身が作った卵胞ホルモンにより卵胞は、より成長し、そのうちも最も元気の良い一つだけが成熟卵胞(せいじゅくらんぽう)へと成長していきます。
 卵胞の中では、赤ちゃんの元になる卵子も成長していきます。この期間を卵胞期(らんぽうき)といいます。

子宮内膜が肥大し始める。
 また、卵胞ホルモンは子宮にも作用し、子宮内膜(しきゅうないまく)に栄養と血液をため込ませるはたらきがあり、子宮内膜が厚くなってきます。これは、受精卵(じゅせいらん)が子宮にやって来たとき、すぐに栄養を与え受精卵を成長させるためのはたらきです。

 また、卵胞ホルモンは、排卵前に子宮頸管(けいかん)の分泌液を増加させ精子を子宮内へ導きやすくし、受精が起こりやすくするはたらきもあります。
 肌をきめ細やかにきれいにするはたらきや、血管を健康に保つはたらきもあります。

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